山形大の野球場を活用 県の2連盟協定、子どもと指導者育成|大学野球
山形大学は、山形県野球連盟と山形県高校野球連盟との連携協定を締結しました。この連携協定により、山形大学の小白川キャンパスにある野球場(多目的グラウンド)が改修され、一部が人工芝になりました。この改修された野球場を活用することで、競技人口の増加や指導者の育成に貢献することを目指しています。
小白川キャンパスの体育施設改修は、2021年度から進められてきました。そして、今年4月には野球場の外野が土から人工芝に生まれ変わりました。この野球場には、スポーツ動作の測定・分析が可能な設備も備えられており、選手のパフォーマンス向上にも貢献します。
山形大学は、整備した施設を地域に還元し、スポーツ振興につなげることを目指しています。これまでにも、サッカー、ラグビー、陸上の各団体と協定を結んできました。野球に関しては、山形大学の野球部が関わる野球教室を開催してきましたが、今後はさらに多くの活動を展開する予定です。具体的には、指導者養成や高校・大学両野球部の合同練習、さらには高校球児が小さい子どもたちを指導する企画などを想定しています。これにより、地域の野球のレベルアップや、子どもたちの野球への興味・関心の向上に繋がることが期待されます。山形大学の連携協定締結は、山形県の野球界にとって大きな一歩となりました。今後の活動に注目です。
コメント