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少年野球の“投球時の応援”はOK? 威嚇に見えるケースも|少年野球

少年野球の“投球時の応援”はOK? 威嚇に見えるケースも|少年野球

投手を惑わすために攻撃側のベンチやベースコーチが叫ぶことは、かつての学生野球ではよくあった光景でした。しかし、現在ではまったく聞かれなくなっています。それに対して、小学生の軟式野球では、審判が投球時の声に注意を促すケースが出てきています。例えば、先日の埼玉県大会の準決勝や決勝では、試合中に塁審からベンチ横の応援席への注意がありました。その結果、投手がピッチングする度に球場が静寂に包まれるという光景が広がりました。まるでコロナ禍に戻ったかのように、打球音や捕球音がフィールドに響き渡りました。
 一方、全日本学童大会「マクドナルド・トーナメント」では、応援についての特別な規制や注意は見受けられませんでした。日本一のチームを決める大会であるにも関わらず、高校野球の甲子園アルプス席のように手拍子や掛け声、振り付けなどを使って打者を応援する光景が多く見られました。中には大人たちが小学生を威嚇するかのように、ダミ声で吠える一団もいましたが、それも大会の一部として受け入れられているようです。このように、野球の応援スタイルは様々で、時代や大会によって異なる傾向があります。一部の大会では静寂を求める傾向がある一方で、他の大会では活気ある応援が行われることもあります。それぞれのスタイルには個性があり、それが野球の魅力の一つと言えるでしょう。

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