「さわやかイレブン」池田高の4年前に「元祖」がいた!?　たった一度の甲子園｜高校野球

第96回選抜高校野球大会がいよいよ18日、甲子園球場で開幕しますね。1924年にスタートしてから、今年でちょうど100年。歴史ある大会の節目の年に、私たちは立ち会っているわけです。

今から50年前の1974年春の大会では、四国の山間部にある公立高校、池田（徳島）が準優勝という快挙を成し遂げました。部員わずか11人で「さわやかイレブン」と呼ばれ、一躍時代のレジェンド校となりましたね。

でも、実はこの「さわやかイレブン」には「初代」が存在したかもしれません。それは1970年春に甲子園に初出場した筑紫中央（福岡）。彼らもまた、甲子園出場を決めた前年秋の地方大会時には部員が11人しかいなかったとか。

今回はそんな福岡の「元祖さわやかイレブン」にスポットライトを当ててみましょう。彼らの物語は、多くの人々に勇気と感動を与えてくれます。そして、今年の選抜高校野球大会も、新たなレジェンドが生まれることでしょう。