来春のセンバツは青森、愛知、京都からアベック出場が確実。2校出場がない県は?|高校野球
![]() | [高校野球]来春のセンバツは青森、愛知、京都からアベック出場が確実。2校出場がない県は? …、半分近い16校がアベック出場に該当したわけだ。 大正初期から隆盛する中学野球人気を受け、もう一つ全国大会を開催したらどうか……と、センバツの前身にあ… (出典:楊順行) |
しかし、センバツは夏の甲子園と違って、1県1代表の原則がありません。つまり、同じ県から2校出場することができるのです。これはセンバツの魅力でもありますが、問題でもあります。なぜなら、同じ県から2校出場することで、他の県からの出場校が減ってしまうからです。例えば、近畿地区では京都から京都外大西と京都国際がアベック出場が有力ですが、これは滋賀や奈良などの出場校を減らすことになります。また、大阪桐蔭が優勝した大阪勢には履正社にも可能性がありますが、これは和歌山や兵庫などの出場校を減らすことになります。
私はセンバツの歴史に詳しくありませんが、センバツはもともと全国から選ばれた強豪チームが招待される大会だったそうです。つまり、地域性よりも実力を重視する大会だったわけです。しかし、今では地域性も加味されるようになりました。それはそれでいいことだと思いますが、それによって実力のあるチームが出場できなくなることもあるのではないでしょうか。
私はセンバツ選考委員ではありませんし、どのチームが出場するかはわかりません。しかし、私は一つだけ言いたいことがあります。それは、センバツは全国高校野球選手権大会ではなく、「全国選抜高等学校野球大会」だということです。つまり、全国から選抜されたチームが出場する大会だということです。だからこそ、同じ県から2校出場することに疑問を感じるのです。
もちろん、同じ県から2校出場するチームに対して何か悪いことを言うつもりはありません。彼らは自分たちの実力で勝ち上がってきたチームですし、センバツに出場する資格は十分にあります。しかし、私は他の県からも多くのチームが出場できるようになればいいなと思います。それが本当の「全国」選抜だと思うからです。
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