岐阜聖徳学園大・近藤真市監督、初のリーグV王手ならず|大学野球
東海地区大学野球岐阜県リーグは、岐阜市の長良川球場で行われました。この日は3試合が行われ、注目の一戦は元中日の近藤真市監督(55)率いる岐阜聖徳学園大と、同じく首位の中部学院大の対戦でした。岐阜聖徳学園大は、近藤監督就任後初のリーグ戦優勝に向けて大一番だったのですが、1―2で競り負けてしまいました。王者相手に勝ちきれなかった結果に、岐阜聖徳学園大の選手たちは悔しさを隠せませんでした。勝利すればリーグ戦優勝に大きく前進できたのですから、惜しい試合でしたね。しかし、近藤監督は敗戦にも敬意を払い、「勝ちへの執念が中部さんの方が上だった」と中部学院大をたたえました。
試合の流れを見ると、先発投手の有賀が序盤に2点の先制を許してしまったことが大きかったようです。岐阜聖徳学園大は6回に横井選手の適時二塁打で1点を返しましたが、それ以上の反撃はできませんでした。中部学院大の細かい継投が効果的で、岐阜聖徳学園大の攻撃は苦戦しました。近藤監督は試合後、「良いゲームだったで終わってはいけない。どうやってつないでいくか」と次の試合に向けて気持ちを切り替えています。敗戦から学び、改善点を見つけてチームをさらに強化していくことが大切です。岐阜聖徳学園大はまだ優勝の可能性が残っていますので、次の試合に向けて全力を尽くしてほしいと思います。
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