「山梨選抜」が阪神タイガースジュニアと初対戦|少年野球
「NPB12球団ジュニアトーナメント」の本大会を10日後に控えた12月17日、阪神タイガースジュニアが練習試合で対戦したのは“異色のチーム”だった。山梨県下の小学6年生から選ばれた精鋭たちが集結した「山梨選抜」チームである。このチームはなんと、NPBのジュニアチームと対戦するためだけに結成されたというのだ。
山梨県にはプロ野球チームがないため、子どもたちもプロ野球を見る機会が少なく、またNPBのジュニアチームも存在しない。そこで、山梨県の小学生の野球レベルを上げたいという思いから、代表の羽田隼人さんを中心に選抜チームが結成されたのだ。羽田さんは、「この子たちも山梨の中ではうまい子たちなんですけど、山梨だけでやっていると井の中の蛙になるんです。上には上がいることを知ってほしいし、子どもたちにはより上を目指してほしい」と話してくれた。山梨県の野球界の可能性を広げるために、彼らがNPBのジュニアチームと対戦することは大きな意味を持っているのだ。
この山梨選抜チームは2018年に立ち上げられ、当時の選手たちは今や高校1年生になっている。2020年はコロナ禍の影響で大会が中止となり、今年で4期目を迎えることになる。NPBジュニアチームとの対戦を通じて、山梨県の子どもたちの野球レベルが向上し、地域の野球界に活気をもたらすことが期待される。彼らはまさに山梨県の誇りであり、将来的にはプロ野球界で躍動する選手となるかもしれない。応援せずにはいられない、期待の若き野球選手たちである。
プロ野球のジュニアチームと対戦するために結成された「山梨選抜」が阪神タイガースジュニアと初対戦! …ーム・ワイテック、独立リーグ(BCリーグ)・信濃グランセローズを経て、現在は村田野球塾の塾長として小中学生に野球を教えている、山梨県ではよく知られた存… (出典:土井麻由実) |
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