県立農業高校が快進撃、九州高校野球まであと1勝 鹿屋農、創立129年で初の県大会決勝進出|高校野球
第154回九州地区高校野球大会鹿児島県予選の興奮
鹿児島県の高校野球シーンに新たな歴史が刻まれました。第154回九州地区高校野球大会鹿児島県予選の準決勝が、平和リース球場で熱戦を繰り広げました。鹿児島実業高校は、第1シードの霊明高校を5-1で下し、見事に勝利を収めました。一方、鹿屋農業高校も出水中央高校を4-1で破り、初めての県大会決勝進出を果たしました。
「農魂」という合言葉のもと、泥臭い堅守が彼らの原動力となりました。特に注目されたのは、9回表の出水中央に3点差を迫られた緊迫の場面。鹿屋農業高校のエース、吉元選手が捕手前田選手のサインに応え、129球目に鋭いスライダーを投じました。バットが空を切る瞬間、創立129年で初めての決勝進出が決定し、歓喜の輪が広がりました。
最終日は5日、鴨池市民球場で行われ、優勝校が20日から25日にかけて佐賀県で開催される九州大会への出場権を獲得します。これからも、鹿児島県の高校野球の熱い戦いから目が離せません。どのチームが九州大会での活躍を見せるのか、期待が高まります。
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