高校野球「あの夏を取り戻せ」中越OBの7人参加 本田仁哉監督「あの夏にピリオド打って」|高校野球
高校野球「あの夏を取り戻せ」中越OBの7人参加 本田仁哉監督「あの夏にピリオド打って」 …場できないが「参加できないメンバーの思いも背負いたい」と大石さん。関西独立リーグの大阪でプレーする佐藤雄飛投手(21)は交流試合で始球式を務める。 … (出典:日刊スポーツ) |
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった20年全国高校野球選手権の思い出を取り戻すため、「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」が開催されることになった。中越高校のOB7人も参加することが決定し、彼らは20年夏の新潟県独自大会で優勝したチームの一員だ。大会では甲子園を含む複数の会場で試合が行われる予定だ。
参加メンバーの中で唯一新潟県在住の大石宏樹さん(長岡大3年)は、この大会に参加することでワクワクしていると話している。彼は20年夏の独自大会で六日町戦で1安打を打ち、チームの勝利に貢献した。思い出の甲子園での入場行進は、彼にとっても特別な瞬間になるだろう。
一方、参加できないメンバーの思いも背負いたいと話す大石さん。交流試合には出場することはできないが、関西独立リーグの大阪でプレーする佐藤雄飛投手(21)は、交流試合の始球式を務めることになった。彼は大会に出場できない仲間たちの思いを代表して、一球一球に感謝の気持ちを込めるつもりだ。
大会を企画した本田仁哉監督(47)は、「あの夏にピリオドを打って、前に進んでもらいたい」と話している。20年5月20日の夏の甲子園中止の瞬間、ナインたちの姿が彼の心に焼きついている。彼らが甲子園で入場行進をする姿を見ることで、一つの区切りがつけられると思うのだろう。
この大会は、20年夏の高校野球を支えた本田監督や関係者の方々にとっても感慨深いものとなるだろう。彼らは自身の努力や苦労を惜しまず、高校野球の素晴らしさを伝え続けてきた。この大会を通じて、彼らの情熱と夢を改めて感じることができるだろう。参加者たちは、この大会を通じて新たな仲間との出会いや交流を楽しみにしている。彼らは全国から集まった元高校球児たちと一緒にプレーする機会を得ることができ、それぞれの地域やチームの個性を発揮することで、高校野球の魅力を再確認することができるだろう。
この「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」は、20年夏の高校野球の影響で中止になった大会に代わるものとして、多くの人々の期待を集めている。参加者たちは、20年夏の思い出を胸に、甲子園の土を踏みしめることで、新たな一歩を踏み出すのだ。この大会が、彼らにとって充実した経験となることを願ってやまない。
コメント