高校野球 三重選抜に伊賀から3人|高校野球
11月25日に愛知県で行われた三重県と愛知県の高校野球選抜チームによる交流試合は、高校野球の活性化や選手の意欲向上、選手間交流という目的のもとに初めて企画されました。この試合には、三重県内のさまざまな学校から25人の選手が参加しました。そのうち伊賀地域の学校からは3人の選手が選ばれました。
この交流試合は、日本高校野球連盟が去年から各都道府県の高野連に伝えた「公式戦以外の試合を年1回実施できる」という制度に基づいて行われました。これにより、各地で交流試合が組まれるようになってきました。来秋には三重県内でも同様の試合が開催予定です。この試合では2試合が行われ、名張、近大高専、神村学園伊賀からそれぞれの選手が選ばれました。名張からは主戦投手の坂下海月選手が、近大高専からは二塁手の新田剛士選手が、そして神村学園伊賀からは主将で一塁手の寺井広大選手が選ばれました。名張北中出身の坂下選手は、1年生の頃からチームのエースとして活躍しています。試合では第2戦に3番手で登板し、2回を投げて被安打1、奪三振2、与四球1で無失点の活躍を見せました。身長185センチの長身投手で、ストレートの最速は135キロです。彼は「打球も速く、積極的に打ってくるので怖さはあったが、楽しく投げられた」と振り返っています。この交流試合は、選手たちにとって貴重な経験となったことはもちろん、地域間の交流も深める機会となりました。今後もこのような交流試合が盛んに行われることで、高校野球界のさらなる発展が期待されます。
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