少年野球では、基礎技術の習得と継続的な練習が大切です。このブログでは、低学年向けの練習メニューの重要性や、フットワーク、守備の基本的な練習方法について解説しています。子供たちが楽しみながら野球の基礎を身につけられるよう、さまざまなアイディアをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. はじめに – 低学年向けの練習メニューの重要性
低学年の少年野球選手にとって、楽しみながら練習することは非常に重要です。特に初心者の1~2年生くらいの子供たちは、集中力が続かずに飽きっぽくなりやすい傾向があります。マンネリ化した練習メニューでは「またこれか・・・。」と思ってしまい、練習に対してモチベーションが低下することもあります。
そこで、普段とは違う練習メニューや工夫が必要です。子供たちが面白いと感じる練習方法を取り入れることで、彼らは笑顔で取り組むようになります。面白いと感じることは自ら進んで練習するきっかけになり、野球への興味や熱意を高めることにつながります。
単調な練習メニューに飽きずに続けるためには、以下のポイントが重要です:
多様性 – 同じような練習ではなく、様々な練習方法を取り入れることが大切です。例えば、変則的なグラウンドボール練習やチームメイトとの対戦形式の練習など、新しいアイディアを取り入れることで子供たちのモチベーションを高めることができます。
楽しさ – 子供たちにとって練習はゲーム感覚です。楽しいと感じる要素を取り入れることで、練習中も笑顔で取り組むことができます。例えば、ゲーム形式の練習や賞を用意することで、より楽しい雰囲気を作り出すことができます。
挑戦 – 子供たちは新たなことに挑戦することで成長します。練習メニューに少しずつ難易度を上げることで、彼らの成長を促すことができます。さらに、個別の目標を設定することで、自己超えに挑戦する意欲を引き出すことができます。
指導者の役割 – 優秀な指導者がチームにいることも重要です。子供たちのモチベーションを高めるためには、指導者が熱心に指導し、適切な練習メニューを提供する必要があります。また、子供たちの成長を見守りながら適切なフィードバックを行うことも大切です。
低学年向けの練習メニューを工夫することで、子供たちは将来の野球選手としての基礎を築くことができます。楽しみながら成長する環境を整え、彼らの夢を応援しましょう。
2. フットワークの基礎 – ステップ練習のススメ
ステップワークは野球の基本中の基本です。お子様が守備のスキルを向上させるためには、ノックを受ける前にまずはステップワークを覚えることが大切です。
ステップワークは、「足の運び」と「右足を・・・」などの指摘を受けることがありますが、それは守備の中でも重要な要素です。そのため、練習メニューに取り組む前にステップワークを習得することがおすすめです。
どのチームに進んでもフットワークやステップに関するアドバイスは受けることになります。そのため、まずはステップワークの基礎をしっかりと身に付けることが重要です。
以下にステップワークの基礎を身に付けるための練習方法をご紹介します。
ステップワークの練習方法
まずは、以下の練習動画をご覧いただき、体の使い方のイメージをつかんでください。
スライディング練習
ステップワークを練習するうえでおすすめなのが、砂場でのスライディング練習です。砂場で行うスライディング練習には次のようなメリットがあります。
- 痛くない
- 怪我をしにくい
- 汚れない
砂場でのスライディング練習方法は以下の通りです。
- 砂場に膝当てをして練習します。
- ベース前に段ボールを敷き、その上でスライディングの練習を行います。
砂場でのスライディング練習は、小学生のうちにしっかり行っておくことをおすすめします。中学生や高校生になると、スライディングの練習はあまり行われないことが多いため、小学生のうちに習得しておくと一歩先行したスキルを身に付けることができます。
参考文献:

自宅で一人でも守備の練習を行うことは可能です。以下では、自主練用の守備練習メニューをいくつかご紹介します。
天井に向かって投げたボールをキャッチ
この練習は、天井に向かってボールを投げてキャッチするものです。寝ながらボールを投げることで、実際のフライボールキャッチの感覚を疑似体験することができます。また、まっすぐ投げる練習にもなります。
小学校低学年以下向け:具体的な練習方法
- 上を向いて寝転がります。
- ボールを天井に向かって投げます。ボールを投げる高さは練習には関係ありません。
- 使用する道具は、グローブを付けて硬いボールを使用しても、素手で柔らかいボールを使用しても構いません。
上達するために意識すべきこと①:真上に投げる
真上に投げることで、まっすぐボールを投げる練習にもなります。真上に投げないとボールが落ちてこないため、捕球可能な範囲外になってしまいます。コントロールをよくしたい場合は特に意識しましょう。
上達するために意識すべきこと②:肘を肩の位置まで上げて投げる
実際の投球フォームに近い形で、肩を使ってボールを投げましょう。肩を使わずに投げる練習をしても、実戦で活用することができません。肘を肩の位置まで上げて、しっかりと投げることを意識しましょう。
注意点①:顔に落とさない/柔らかいボールで練習する
ボールが顔に当たると痛く、ケガの危険もあります。特に小さい子供の場合は柔らかいボールから始めることをおすすめします。柔らかいボールで練習することで安全性が高まります。
注意点②:天井や壁、家具にぶつけない
共同住宅に住んでいる場合は、天井や壁にぶつけると大きな音がするため、近隣から苦情が来る可能性があります。また、家具に当てても故障の原因となるため、注意して練習しましょう。広い場所で行うことをおすすめします。

壁当て
この練習は、壁に向かってボールを投げて返ってきたボールを捕球するものです。公園などには、色付けされている壁用のストライクゾーンもあります。投球練習と守備練習を同時に行うことができます。
小学校低学年以下向け:具体的な練習方法
- 壁に向かってボールを投げます。
- 転がってきたボールを捕ります。
- 正面上部に投げればフライの守備練習、正面下部に投げればゴロの守備練習、少し左右に振って投げればシングルや逆シングルの練習になります。
上達するために意識すべきこと:様々な投げ方をして、様々な捕り方を練習する
壁当ての利点は、相手がいないため自由に投げられることです。フライやゴロ、左右に振った球など、様々な投球と捕球の練習が可能です。毎回同じ打球や送球が来るわけではないため、あらゆるボールに対応できるようにしましょう。練習の幅を広げることで、守備力向上に繋げることができます。
これらの自宅でできる守備練習メニューを取り入れることで、個々の守備力向上に繋げることができます。じっくりと練習を積んで、試合で活かせるようにしましょう。
4. 走塁練習メニュー – 積極的な走塁で試合に勝つ
走塁は野球において非常に重要な要素です。積極的な走塁は試合の流れを変えることができ、勝利につながる可能性があります。以下では、走塁練習のメニューを紹介します。
4.1 ベースランニングの基本
ベースランニングにはいくつかの基本的なポイントがあります。これらを理解し、練習することで効果的な走塁を身に付けることができます。
常に次の塁を狙う: ベースランニングでは、常に次の塁を目指す意識を持つことが重要です。ヒットを打った場合でも、ボールがピッチャーに返ってくるまで目を離さずに二塁を狙いましょう。
ボールが戻るまで目を離さない: ベースランニング中は、打球がどうなるかをしっかりと見極めながら走ります。ボールが外野手にファンブルしたり、内野までの送球が暴投になる可能性があるため、素早く反応して次の塁を狙いましょう。
ミスを狙う: 相手のミスや守備の弱点を見つけ、積極的に次の塁を狙うことも大切です。外野手の守備位置が深かったり、ボールまでのアプローチが遅かったり、肩の弱い場合には特に二塁を狙えるチャンスがあります。
4.2 走塁練習メニュー
以下に走塁練習の具体的なメニューを紹介します。これらの練習を継続的に行うことで、走塁能力を向上させることができます。
4.2.1 ワンバンゴーの練習
ワンバンゴーは積極的な走塁の一つです。ピッチャーの投球がワンバウンドになると判断した時点でスタートを切り、次の塁を目指します。この判断力を鍛えるために、フリーバッティング中にランナーに入り、第2リードを取りながらスタートを切る練習をしましょう。

4.2.2 ディレードスチールの練習
ディレードスチールはキャッチャーの肩が強くて通常の盗塁が難しい場合に有効な技です。足の速さは関係ありませんので、誰でもチャレンジすることができます。相手の隙を狙ってスタートを切り、次の塁を目指す練習をしてみましょう。
4.2.3 相手チームの癖を見抜く練習
相手チームのピッチャーや野手の癖を見抜くことで、走塁のチャンスを逃さずに次の塁を狙うことができます。走塁中に相手の癖を見極めるためのチェックポイントを把握し、実際の試合や練習試合で癖を見抜く練習をしましょう。
4.2.4 積極走塁を身に付けるための野球脳の鍛え方
走塁は野球脳が大きく影響します。常に次の塁を狙う意識や、ミスを見つける力を身に付けるために、野球脳を鍛えることが重要です。練習中や試合中に、常に相手の動きや状況を見極める練習をしましょう。
これらの練習を取り入れることで、積極的な走塁を身に付け、試合で勝利に貢献することができるでしょう。走塁練習は繰り返し行うことで身に付くため、継続して取り組んでいきましょう。
5. 打撃練習メニュー – 1人でもできるバッティング練習
バッティングは野球の重要なスキルの一つであり、1人でも効果的に練習することができます。以下では、1人でできるバッティング練習メニューを紹介します。
素振り練習
素振りはバッティングの基本的な練習方法であり、バッティングフォームやバットスイングの改善に効果的です。具体的な練習方法は以下の通りです。
- バットをしっかり握り、バットを振るスペースを確保します。
- 力強くスイングするために全身を使いましょう。
- 構え、スイング、フォロースルーの流れを繰り返し練習します。
- バットの振り方を磨くために、何度も振り続けます。
注意点として、バットをボールの軌道に合わせて振ることが重要です。力を入れるタイミングやバットの角度にも注意しましょう。
ティーバッティング
ティーバッティングは、バットコントロールやフォームの改善に役立つ基本的なバッティング練習です。具体的な方法は以下の通りです。
- ロングティー: 通常はネットに向かって打つところを、広いグラウンドに向かって打つ練習です。遠くに飛ばすことを目的とし、パワーアップに繋がります。
- 連続ティー: 通常は1球1球間隔を空けて打つ練習ですが、10球、20球、30球などの球数を決めて連続で打ちます。スタンスを広く取り、強く打つ練習になります。
初心者や少年野球チームにもおすすめの練習方法です。パワーアップやフォームの固めに効果的なので、積極的に取り入れてみましょう。
トスバッティング
トスバッティングは、バッティングの基礎を身に付けるのに最適な練習方法です。以下にポイントを紹介します。
- バットが内側から出るように振ります。
- ボールを最後までしっかり見ることを意識しましょう。
- バットをしっかりコントロールしてピッチャーに返すことを心がけます。
トスバッティングはスランプの時にも効果的です。基本的なことが難しくなるスランプ時に、バットコントロールや集中力を取り戻すためにトスバッティングを行いましょう。
フリーバッティング
フリーバッティングは、単に打つだけでなく、戦術やシチュエーションに合わせた練習方法です。具体的な練習内容は以下の通りです。
- 打つ方向を決める(右方向へ流す、左方向に引っ張る)
- ゴロを打つ練習(ボールの上っ面を打つ)
- エンドランのサインが出ていることを想定して打つ
- 犠牲フライを狙って打つ
フリーバッティングでは、テーマを持つことが重要です。短期的な目標を設定し、自分のバッティングに絞った練習を行いましょう。初心者や低学年の子供たちには、ボールがバットと当たる瞬間までしっかり見ることを意識させると良いでしょう。
これらのバッティング練習メニューを1人でも実践することで、バッティングスキルの向上や集中力の養成に役立ちます。自宅やグラウンドでも手軽に取り組むことができますので、ぜひ積極的に練習してみてください。
まとめ
低学年の少年野球選手にとって、楽しみながら練習することは非常に重要です。様々な練習メニューを取り入れることで、子供たちのモチベーションを高め、野球への興味や熱意を育むことができます。守備、走塁、打撃の基礎を丁寧に積み重ね、個々の能力を高めていくことが大切です。指導者の適切なサポートのもと、子供たちが笑顔で練習に取り組める環境を整えることが、彼らの夢の実現につながるのではないでしょうか。
よくある質問
1. 低学年向けの練習メニューの重要性は何ですか?
低学年の子供たちは集中力が続きにくく、マンネリ化した練習に飽きやすくなります。そのため、楽しみながら取り組める練習メニューを用意することが重要です。様々な練習方法を取り入れ、子供たちが面白いと感じる要素を取り入れることで、モチベーションの維持と向上につながります。また、段階的に練習の難易度を上げることで、子供たちの成長を促すことができます。指導者の熱心な指導と適切なフィードバックも、子供たちの成長に大きな影響を及ぼします。
2. 自宅でできるおすすめの守備練習メニューはありますか?
天井に向かって投げたボールをキャッチする練習や、壁当ての練習は自宅でも行うことができます。天井に向かって投げるボールのコントロール力や、様々な打球に対応できる捕球力を養うことができます。これらの練習を通して、実際の試合での守備力向上につなげることができます。ただし、顔への当たりや家具への衝突には十分注意が必要です。
3. ベースランニングの基本的なポイントは何ですか?
ベースランニングには3つの基本ポイントがあります。1つ目は、常に次の塁を狙う意識を持つことです。2つ目は、ボールが戻ってくるまで目を離さず、状況を見極めることです。3つ目は、相手のミスを狙うなど、積極的に次の塁を狙うことです。これらのポイントを意識しながら、ワンバンゴーやディレードスチールなどの練習に取り組むことで、効果的な走塁力が身につきます。
4. 1人でできるおすすめのバッティング練習メニューはありますか?
素振り練習、ティーバッティング、トスバッティング、フリーバッティングなどが1人でも取り組めるバッティング練習メニューです。それぞれの練習方法には特徴があり、バットコントロールの向上やフォームの改善、集中力の養成などに効果的です。特に初心者や低学年の子供たちには、ボールを見続けることを意識させることが大切です。これらの練習を積み重ねることで、バッティングスキルの向上が期待できます。
.png)





コメント