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少年野球 本当の楽しさを 氷見の元プロ 来月に新チーム|少年野球

少年野球 本当の楽しさを 氷見の元プロ 来月に新チーム|少年野球

 富山県氷見市出身の元プロ野球選手、干場崇永さん(50)が、新しい少年野球クラブチーム「TOYAMA少年野球クラブ」を来年一月に本格始動させるという。干場さんは野球経験を生かし、「野球を楽しむ」という理念を掲げてチームを作ることに力を入れている。最近では、野球の競争意識が強く、勝ち負けが重視される傾向があり、そのために野球を諦める子どもたちも増えてきているそうだ。そんな中で、干場さんが「野球を楽しむ」という新しいアプローチを取ることで、野球をやめる子どもたちにも新たな可能性を与えることができるだろう。
 干場さんは現在、参加を希望している小学生を集めて、週末に投球や打撃、体づくりのストレッチを教えるトレーニングを行っている。干場さんの指導は温かく、穏やかな口調で行われているようだ。「全員にピッチャーしてもらうよ」と投手経験をさせることで、投手の気持ちを理解することが野手にとっても重要であることを伝えている。また、柔軟性や可動性を広げるストレッチも重要視しており、干場さんは「来年までの宿題」として、肩甲骨や胸郭、股関節のストレッチを呼びかけているのだとか。
 干場さんはプロ野球選手としての経験も豊富であり、千葉ロッテマリーンズに1993年に入団し、投手として活躍した後、1999年に現役を引退した。そして、2015年に日本のプロ野球を引退した選手がアマチュアを指導するための学生野球資格を回復し、母校である高岡商の野球部コーチや中学生の硬式野球チーム「高岡ボーイズ」の監督を務めていた。その経験をもとに、干場さんは子どもたちにしっかりと野球の基本を教えたいと考えているようだ。
 野球は競技としての側面もありますが、楽しみながらプレーすることが一番大事です。干場さんが作る「TOYAMA少年野球クラブ」では、野球を楽しむことを重視しているので、子どもたちが真剣に取り組みながらも笑顔で野球を楽しむことができるでしょう。干場さんの指導のもと、子どもたちが自信を持ち、成長していく姿が見られることを期待しています。少年野球界に新たな風を吹き込む「TOYAMA少年野球クラブ」の活躍に期待が高まります!

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