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ただでさえ凶作なのに…甲子園出場の有望球児がことごとく大学進学か就職を選ぶ複雑事情|社会人野球

ただでさえ凶作なのに…甲子園出場の有望球児がことごとく大学進学か就職を選ぶ複雑事情|社会人野球

今日の甲子園での試合を見に来たスカウトは、実は自分のチームのリストには掲載されていない選手がいるかどうかを確認するために来たわけではなかった。彼はただヒマだったので、何となく立ち寄ったとのことだ。しかし、彼の意見は、セ球団のスカウトだけでなく、他の球団のスカウトにも当てはまるだろう。なぜなら、今年の夏の甲子園にはほとんどスカウトが来ていないようだからだ。
夏の甲子園は、高校からプロ入りを目指す若者たちにとって一大イベントだ。彼らは中学時代からシニアやボーイズで野球の技術を磨き、高校では厳しいトレーニングで体力をつけてきた。しかし、今年の夏の甲子園に参加している高校3年生たちは、新型コロナウイルスの影響を受けた世代だ。彼らは成長期にあたるこの時期に活動が制限されたため、通常よりも技術の伸びが鈍ってしまっているのだという。
さらに、スカウトたちを悩ませているのは、注目すべき選手たちの多くが大学進学や社会人野球を志望していることだ。例えば、徳島商(徳島)の最速149キロのエース森煌誠は、13日に智弁学園に敗れた試合で活躍したが、既に社会人野球に進むことを決めているという。彼のような逸材がプロ入りを選ばない理由は、彼自身が次のように説明している。「大学や社会人野球では、野球の技術を高めると共に、学業や社会経験も積むことができるからです。プロになることは夢ではありましたが、私は将来のためにもバランスの取れた選択をしたいと思いました」とのことだ。このような状況を考えると、今年のドラフトは例年にないほど選手が少なくなりそうだ。スカウトたちは、限られたタマの中で将来有望な選手を見つけるために大いに頭を悩ませていることだろう。しかし、これまでの経験からも分かるように、野球界には予想だにしない逸材が現れることもある。だからこそ、今回の厳しい状況も、新たな才能の発掘に向けたチャンスと捉えるべきなのかもしれない。

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