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プロ野球選手の社会貢献活動を表彰|少年野球

プロ野球選手の社会貢献活動を表彰|少年野球

ゴールデンスピリット賞に19人ノミネート一覧…プロ野球人の社会貢献活動を表彰
…それぞれ継続中。 ◆又吉克樹(ソフトバンク) 23年シーズンから、世界少年野球推進財団(WCBF)へ1登板、1ホールドにつき1万円の寄付を始めた。「自…
(出典:スポーツ報知)

 今年で24回目を迎える「ゴールデンスピリット賞」は、プロ野球人たちの社会貢献活動を表彰する報知新聞社の賞です。今年は19人の選手やコーチがノミネートされ、彼らの活動はますます多岐にわたっています。被災地支援や介助犬育成支援、小児がん医療支援、特別支援学校との交流など、彼らはさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。
 この賞は、日本のプロ野球球団に所属する人々の中から、積極的に社会貢献活動を続けている人を表彰するものです。欧米ではスポーツ界での社会貢献活動が高く評価され、特に米大リーグの「ロベルト・クレメンテ賞」は有名です。この賞は、プロ野球選手にとっての最高の賞として、大いに憧れの的となっています。日本では、試合での活躍を基準にした賞が主流ですが、このゴールデンスピリット賞は、球場外の功績を評価するものとしては初めての取り組みです。いわば「球場外のMVP」ともいえるでしょう。受賞者には、東京芸術大学名誉教授・絹谷幸二氏が制作したゴールデントロフィーと、100万円の阿部雄二賞が贈られます。また、受賞者が指定する団体や施設には、報知新聞社から200万円の寄付が行われます。この賞の創設には、株式会社アイ・インベストメントの代表取締役社長であった阿部雄二氏の3000万円の寄贈がありました。彼の遺志を尊重し、彼の名を冠した「阿部雄二賞」という賞も設けられました。
 さて、今年の候補者の中から一人を選び出すのはなかなか難しいですね。例えば、阪神タイガースの西勇輝選手は、オリックス在籍時の2011年から子ども支援活動に継続的に取り組んできました。彼の思いは、「未来を支えていく子どもたちに何かしたい」というものでした。彼は日本財団子どもサポートプロジェクトに寄付を行い、また移籍後も子ども支援施設の訪問や病院への医療用マスク寄贈など、さまざまな活動を行っています。
 そしてもう一人の候補者、阪神タイガースの岩貞祐太選手も素晴らしい社会貢献活動を行っています。彼は2016年の熊本地震をきっかけに、地元への貢献を考えるようになりました。彼は地震復興支援とこどもたちへの野球振興という2つの活動を行っています。彼の成績に応じて義援金や野球用具の寄付を行っており、1勝につき10万円や相当額の野球道具などを寄付しています。
 これらの候補者の活動は、プロ野球界における社会貢献活動の典型的な例です。彼らは自身の成功や試合の結果だけでなく、社会の一員として責任を持ち、力になりたいという思いを持っています。彼らの取り組みは、多くの人々に勇気や希望を与えるものです。私たちも彼らの活動を見習い、自分たちにできる社会貢献活動に取り組んでいきましょう。


(出典 www.nikkansports.com)

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