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少年野球の守備|ゴロの捕球の仕方①

捕球の構えについて

『ゴロを捕球するときの構えは、膝を曲げ、顔は正面、左足を少し前において構える。』と言葉でいうのは簡単なわりに、子供は意外とわからないというか、やろうとしません。

ゴロの構え①

すこし膝を曲げて中腰で、”かかと”を上げて構える

ゴロを捕るときに一番大事なのは、「1歩目」がスタートすることです。
その1歩目を素早く動くために、監督・コーチからするといろんなことをいうと思います。

でも、捕球するための構えを教えるとき、高学年になればいろいろと教えてもわかるようになりますが、低学年、4年生くらいまではなかなかわからないというのが、実際です。
だから、最初に教えるときにわかってくれるのは、
「ひざを軽く曲げて、中腰で構えて。そして、かかとを上げて構える」ことができれば、基本的な構えができるようになります。
かかとをあげて構えることができれば、自然と「1歩目」が早くでるようになってきます。

捕球の姿勢①

ポイント① 顔はいつも正面をみる

顔はいつも前を向いていましょう。子供の場合、どうしても下を向いてしまいます。だから、いつも前を向いているように心がけましょう。
そして、その顔の高さは、ボールをとりにいくときも同じ高さで動けるようにしましょう。

ポイント② ひざは曲げて、中腰をするくらいひざをまげる 

ゴロを捕る姿勢は、「腰を落としてひざをまげる」というのが基本になりますが、なかなか子供にはわかりにくいようです。
集合写真を撮るときに「中腰になって!」といわれたときのようにひざを曲げるというとイメージしやすいようです。

ポイント③ 背筋を伸ばす

中腰になって、構えるとどうしても背中が丸まってしまいます。背中が丸まってしまうとポイント①の顔を正面に向けるのがつらくなってしまいます。だから、背筋をできるだけ伸ばして構えるようにしましょう。そうすると、自然と顔も正面を向くし、動きやすい体制になっていきます。

ポイント④ かかとをあげる。

これが、ゴロをとる姿勢ができたら、かかとをあげてかまえましょう。この「かかとをあげる」ということを、子供はよく忘れてしまいます。
守備で構えるときは、「かかとをあげる」ことが最も重要なポイントだと個人的には思っています。

ポイント⑤ グローブは、あごよりも「少し前」

捕球の姿勢②

 ゴロをとる姿勢ができたら、最後はグローブの位置です。グローブの位置は、あごの少し前にくるように構えましょう。
グローブの位置が、あごというか、顔よりも後ろになってしまうと、ボールがどうしてもとりにくくなります。それと、あごよりも後ろにグローブがあると、どうしても、顔は下をむいてしまい、ボールをとってから投げるのが遅くなります。ワンテンポ遅くなってしまします。
その子に最もいい位置は、
「かまえた姿勢で、顔は正面をみながら、グローブを少しづつ前にもってきて、正面をみながら、下にかすかにグローブがみえる位置」
これが、構えたときに最適なグローブの位置になります。

>>>ボールの取り方については、「ゴロの捕球の仕方②」をご覧ください。

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