需要の高い“即戦力”は？「社会人投手」のドラフト有力候補を格付け！

　10月末から行われる『第47回 社会人野球日本選手権大会』の予選も終了し、その評価はある程度固まったと言えそう。
　2022年の1位指名が確実と言い切れる選手は“不在”という印象だが、その中で上位指名が有力な選手といえば、吉村貢司郎（東芝/24歳）と益田武尚（東京ガス/24歳）になるだろう。
　吉村は昨年がドラフト指名解禁の年だったが、本格化したのはドラフト後に行われた都市対抗から評価があがり、2022年シーズン開幕を告げる3月の東京スポニチ大会でチームを優勝に導き、その後も高いパフォーマンスを見せ続けたが、都市対抗の本選では好投しながら0－1で初戦敗退。その後は疲れもあってか少し打ち込まれる試合があるのは気になる一方で、「即戦力」という意味では全カテゴリーでもNo.1の投手であることは間違いないだろう。
　一方の益田は、昨年の都市対抗でわき腹を痛めた影響で今年は出遅れたものの、都市対抗では開幕戦の先発を任され見事完封。決勝では中盤に一発攻勢を浴びて連覇は逃したが、5回までは見事な投球を見せた。ストレートはアベレージで145キロを超え、多彩な変化球も操る。都市対抗以降の結果だけを見れば、吉村より高評価になる可能性もある。

（出典 baseballking.jp）

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