少年野球の守備|キャッチャー(捕手)の守備範囲と考えなければいけないこと

キャッチャーは、「チーム全員に指示をする」守りの要

 キャッチャーは、まずは「ピッチャーの投げるボールをきちんと捕る」、「盗塁を指す」ということが大事な仕事です。だから、肩の強い子であったり、ボールを怖がらないガッツのある子供がキャッチャーをすることが多いです。
 でも、ただ肩が強いだけ、ボールを怖がらないからといってキャッチャーをできるわけではありません。
 キャッチャーの最も重要な仕事は、試合の状況によって「チーム全員に指示ができるかどうか」です。

キャッチャーは唯一、グランド全体を見れる位置で守る

 野球は9人でやりますが、9人のうち8人は全員バッターに向かって守っています。ただ、キャッチャーだけは、バッターが見ている方向と同じ方向をみて守っています。
 バッターと同じ方向をみているということは、グラウンド全体をみている唯一のポジションなのです。
 そして、バッターが打った時には、キャッチャー以外の8人はボールに向かって動きますが、キャッチャーは、そのボールがどこに飛んだのかを冷静にみれるポジションにいます。
 キャッチャーは、バッターが打った打球を、ほかのチームメイトがきちんとアウトにする、きちんとプレーできるように「声で支持をだせる」唯一のポジションです。
 この「支持ができること」が「キャッチャーの基本」です。

キャッチャーの守備範囲(ボールを処理する範囲)

 キャッチャーの守備範囲は、下の図の黄色い部分を見てもらうと、「ダイヤモンドの外」が守備範囲です。
 ピッチャーが投げたボールをきちんとうしろにそらさないこと、それとキャッチャーフライをきちんと捕れる範囲が、キャッチャーの基本的な守備範囲といえるでしょう。
 唯一キャッチャーがダイヤモンド内で守備となる範囲は、この次をご覧ください。

【キャッチャーの守備範囲】

作成:B-Baseball.com

守備で考えておくこと①「バントやボテボテのゴロ」

 キャッチャーが、ダイヤモンド内で唯一ボールを捕ってアウトにできるのは、ピッチャーが取れないようなボテボテのゴロやバント処理することになります。
 特に、「セーフティバントや送りバントをしてきたとき」に、こうしたキャッチャー前のゴロになるケースがあります。
 基本は、バッターがバントやボテボテのゴロでもボールを打った瞬間に、

  • どのポジションが捕るボールなのか
  • ボールを捕る前に、どこに投げればいいのか

この2つを支持することがキャッチャーの大事な仕事です。でも、自分でとれるようなボテボテのバントやゴロは自分で処理するケースがあります。

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守備で考えておくこと②「1塁ベースのカバーリング」

 キャッチャーは基本的には、「ホームベースを守る」ことが大事な仕事なので、ホームベースから離れることはありません。

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 ただし、ランナーが2塁とか3塁にいないときの「ランナーがいないとき」と「ランナー1塁のとき」には、内野ゴロを打った時や、少年野球の場合、ライトゴロもよくあるプレーなので、ランナー1塁やランナーがいないときは、万が一のエラーに備えて、一塁のカバーリングに動きましょう。

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キャッチャーが1塁ベースをカバーリングするケース

キャッチャーの基本は「ホームベースを守る」。
ただし、2塁、3塁にランナーがいないときは、1塁のカバーに動いてみよう。

 キャッチャーは、ランナーがいないときときは、万が一の暴投を考えて一塁のカバーに動こう。
 また、ランナー1塁で内野ゴロとかライトゴロのときは、ホームにランナーがくることはないので、万が一を考えて、1塁方向にカバーリングに走ろう。

ランナー 内野ゴロ 内野フライ・外野フライの場合 ヒットの場合
なし 塁のカバーへ ホームベースにいる
(だれが捕るフライか支持をする)
ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
1塁にいるとき 塁のカバーへ ホームベースにいる
(だれが捕るフライか支持をする)
ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
2塁にいるとき ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
3塁にいるとき ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)
ホームベースにいる
(だれがとってどこに投げるかを支持をする)

【まとめ】
キャッチャーは「チームを動かす」ことが大事な仕事

 野球は、「点を相手チームよりも多くとったほうが勝ち」というシンプルなスポーツです。
 そのなかで、キャッチャーは「相手に点をやらないために」グラウンドでプレーしている8人に対して、「誰がとって、どこに投げるのか」をきちんと支持することが、キャッチャーの大事な役割です。
 そして、いつも「ここにボールがいったらどういう指示をすべきか」を考えていなければなりません。
 キャッチャーは、いつも先を考えて、いろんなケースを想定しながら試合を考える大事な「守りの要」なのです。

【まとめ キャッチャーの守備範囲とカバーリングの動き】

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以下に、それぞれの守備範囲についてまとめてありますので、自分が守るポジションについての基本の動きをよくおぼえてくださいね。

 

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